はじめに:音楽理論、難しそう? 大丈夫、この記事で「わかる!」に変わります!
「音楽理論」…この言葉を聞いただけで、なんだか眉間にシワが寄っちゃう…なんてこと、ありませんか?😅
「なんか小難しそうだし、専門用語とか呪文にしか聞こえない…」 「楽譜すらまともに読めないのに、理論なんて無理ゲーじゃん?」 「作曲とかアレンジに興味はあるけど、何から始めるべきか全然わかんない!」 「一度独学で挑戦したけど、秒で挫折しちゃったんだよね…(遠い目)」
わかります、わかりますとも!何を隠そう、私自身がそうでしたから!😂
音楽にもっと深く関わりたい!「いつかは自分で曲を作ってみたい!」なんて気持ちで音楽理論の本を開いてみたものの…
_人人人人人人人人人人_ > 開始5分で爆睡 <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
なんて経験、一度や二度じゃありません(笑)。専門用語の羅列に頭は真っ白、結局「センスがないんだ…」なんて落ち込んだりして。
でも、諦めきれずに試行錯誤を繰り返すうちに、気づいたんです。 音楽理論って、決して一部の特別な人のためのものじゃないってこと。そして、初心者でも独学でも、正しい学び方とちょっとしたコツさえ掴めば、挫折しないで楽しく身につけられるんだって!✨
このブログ記事は、過去の私のように「音楽理論、学びたいけど、どこから手をつけていいか分からない…」「難しそうで不安…」と感じている初心者のあなたに向けて書きました。
この記事を読めば、きっとこんな未来が待っていますよ!
- モヤモヤ解消! 音楽理論の「とっつきにくい部分」がスッキリわかる!
- 道筋が見える! 独学でも迷わない、具体的な「音楽理論の学び方」ステップが手に入る!
- 継続できる! 「挫折しない」ための、続けられるマインドと具体的なテクニックが身につく!
- もっと楽しくなる! 理論がわかることで、音楽を聴くのも、演奏するのも、作るのも、ぜーんぶもっと深く楽しめるようになる!
「え、ほんとに?そんなうまい話…」って思いますよね? でも大丈夫!
この記事では、難しい専門用語はできるだけかみ砕いて、私のトホホな失敗談も交えながら(笑)、あなたが「なるほど!」「面白い!」って思えるように、全力でナビゲートさせていただきます!💪
具体的には、こんな順番でお話ししていきますね。
- なぜ挫折するの? まずは、多くの人がつまずくポイントとその対策を知るところから。
- 何から始める? 次に、独学の具体的な第一歩、学習ロードマップを提示します。
- 独学の相棒は? あなたにピッタリの本やアプリなど、教材選びのコツを伝授。
- どう実践する? 知識を「使える」ものにするための練習法をご紹介。
- どう続ける? 最後に、挫折しないためのモチベーション維持術で、あなたの学習をサポートします。
さあ、準備はいいですか? 肩の力を抜いて、コーヒーでも飲みながら、リラックスして読み進めてくださいね。☕
一緒に「難しい」音楽理論の壁をぶっ壊して、あなたの音楽ライフをもっともっと豊かにしちゃいましょう!
第1章:なぜ音楽理論で挫折するの? よくある落とし穴と「わかる!」に変えるコツ
「よし!今日から音楽理論の勉強、頑張るぞー!🔥」 …と意気込んでみたものの、数日後には教科書がホコリをかぶり、すっかりやる気を失っている…なんて経験、初心者の、特に独学で頑張ろうとしているあなたなら、一度はあるかもしれません。(私もです…🙋♀️)
せっかく「音楽をもっと楽しみたい!」「自分で何か創り出したい!」という素敵な気持ちで始めたのに、どうして多くの人が音楽理論の道で迷子になったり、挫折してしまったりするのでしょうか?
実はそこには、いくつかの「あるある」な落とし穴が存在するんです。 この章では、まずその代表的な原因を探って、どうすればその穴をひょいっと飛び越えられるのか、そのコツを一緒に見ていきましょう!
あるある!音楽理論・挫折の三大原因
「うんうん、それな!」って思わず頷いちゃうかもしれない、音楽理論学習でよく聞くお悩みトップ3をご紹介します。
原因1:専門用語のオンパレードで思考停止…🧠💥
まず最初の壁、それは… 専門用語の多さと難しさ ですよね!
「ドミナント」「サブドミナント」「ケーデンス」「転回形」「モード」「オルタードテンション」…
ちょ、待って!カタカナ多すぎ!呪文ですか!?🧙♀️
ってなりません?(笑) まるで知らない外国語を聞いているみたいで、一つ一つの意味を調べるだけで疲れちゃう…なんてことも。
特に独学だと、これらの用語がどういう関係性にあって、実際に音楽の中でどう使われているのか、その繋がりが見えにくいんですよね。点と点が線にならない感じで、「???」が頭の中をぐるぐる…。🌀
結果、「あ、もう無理…」って思考停止しちゃうパターン。これが本当に多いんです。
原因2:「何のために学んでるんだっけ?」目的を見失う🧭
次の落とし穴は、学習の目的を見失ってしまうこと。
最初は「カッコいい曲を作りたい!」とか「好きな曲を分析できるようになりたい!」とか、具体的な目標があったはずなのに、いつの間にか…
「ひたすらコードネームを暗記する日々…」 「スケール練習、指は動くようになったけど、だから何?」 「理論書を読破することがゴールになっちゃってる…」
みたいに、音楽理論を学ぶこと自体が目的になってしまうケース。これも、あるあるですよねぇ。
もちろん、基礎知識をインプットすることは大切!でも、その知識が「自分のやりたいこと(演奏、作曲、耳コピなど)」にどう繋がっているのか実感できないと、「これ、やってて意味あるのかな…?」って虚しくなっちゃうんです。
そうなると、モチベーションを保つのが難しくなって、自然と足が遠のいてしまう…というわけです。
原因3:独学の孤独感とモチベーション低下📉
そして三つ目の原因が、独学ならではの 孤独感と、それに伴うモチベーションの低下。
「この解釈で合ってるのかな…?」 「わからないことが出てきたけど、誰に聞けばいいんだ…?」 「周りに一緒に頑張る仲間がいなくて、なんだか寂しい…」
スクールに通ったり、先生についたりしていれば、疑問点をすぐに解消できたり、励まし合える仲間がいたりしますよね。でも、独学だと基本的には自分一人との戦い。
疑問が解決できないまま放置されたり、自分の進捗が正しいのか不安になったり、単純に「誰も見ていないとサボっちゃう…」なんてことも(笑)。
一人で黙々と続けるのって、思っている以上に精神的なエネルギーが必要なんです。ちょっとしたことで心がポキッと折れて、「もういっか…」となりやすい環境なんですよね。
「難しい」が「面白い!」に変わる、たった一つの考え方
さて、ここまで「挫折あるある」を見てきましたが、「うわー、やっぱり音楽理論って大変そう…」って思っちゃいました?
**大丈夫!心配ご無用です!**👍
これらの壁を乗り越えるための、とっておきの考え方があります。それは…
「完璧じゃなくていい。まずは"わかる!"を楽しむ!」
ということ。
そう、完璧主義は挫折への特急券なんです!🎫💦 最初から全部を理解しようとしなくてOK。むしろ、「へぇー!そうなんだ!」「ちょっとわかったかも!」という小さな「面白い!」を見つけることを大切にしてみてください。
- 専門用語? → 最初はよく出てくるものだけでOK!使っていくうちに自然と覚えます。全部暗記しようとしないで!
- 目的? → 壮大な目標じゃなくて、「この好きな曲のコード進行、ちょっと分析してみようかな?」くらいの小さな「やってみたい」で十分!
- 独学の孤独? → 大丈夫、今はネットがある!SNSで仲間を見つけたり、気軽に質問できるフォーラムを探したりする方法は後ほど詳しく!
「難しい…」と感じたら、それはあなたが真剣に取り組んでいる証拠。でも、そこで立ち止まらずに、「どうしたら面白くできるかな?」って、ちょっと視点を変えてみる。これが、音楽理論と長く付き合っていくための秘訣です。
【超重要】「何から始めるか」の前に、まず持つべきマインドセット
具体的な学習ステップ(何から始めるか)に進む前に、ぜひ心に留めておいてほしいマインドセットがいくつかあります。これがあるかないかで、学習の進み具合や楽しさが全然違ってくるんですよ!
- 焦らない、急がないマイペース精神🐌 人それぞれ理解のスピードは違います。「早く覚えなきゃ!」って焦ると、かえってプレッシャーになって楽しめません。自分のペースで、一歩一歩進むことを大切に。
- 他人と比べない「自分軸」👑 SNSとか見てると、「もうこんなに進んでる人がいる!」って落ち込むこともあるかも。でも、比べる相手は過去の自分だけ!昨日より少しでもわかったことがあれば、それはもう大進歩なんです!
- 「わからなさ」を面白がる探求心🔎 「わからない!」は、新しいことを知るチャンスの入り口。「なんでだろう?」って疑問に思ったら、それを解き明かす冒険だと思って楽しんでみて!
- 「楽しむ!」が最優先事項🎉 これが一番大事!音楽理論は、音楽をもっと楽しむためのツールのはず。勉強が苦行になったら本末転倒です。「楽しい!」と思える範囲で、無理なく続けることを目指しましょう。
音楽理論は「ルール」じゃなくて「発見」の連続!
よく「音楽理論=ルール」って思われがちですが、私はちょっと違う捉え方をしています。
音楽理論は、ガチガチの「規則」というよりは、**「こうすると心地よく響くことが多いよ」「昔のすごい人たちは、こんな工夫をしてたんだね」**っていう、先人たちの知恵や発見が詰まったヒント集みたいなものだと思うんです。📚💡
だから、「ルールに縛られる…」って窮屈に感じる必要は全くなくて、「へぇ、こんな仕組みがあったんだ!」「この響き、面白い!」って、音楽の秘密を解き明かしていくような感覚で向き合うのがおすすめです。
その「発見」が、あなたの音楽的な引き出しを増やして、もっと自由に音楽を表現するための「翼」になってくれるはずですよ!🕊️
【コラム】私のトホホ…音楽理論・挫折未遂事件簿
ここでちょっと、私の恥ずかしい過去のお話を…(笑)
あれは、作曲に憧れて意気揚々と音楽理論の独学を始めたばかりの頃。ネットで「おすすめの本」と検索して、一番分厚くてなんだか"権威"のありそうな本を買ってきたんです。(`・ω・´)キリッ
「これで俺も理論マスターや!」と鼻息荒くページを開いた瞬間…
チーン…( ˘ω˘ )スヤァ
カタカナと専門用語の嵐、複雑な譜面の数々…。まさに「はじめに」で書いた通り、5分と持ちませんでした(笑)。「こ、こんなの理解できる人いるの…?」「やっぱり自分には才能ないんだ…」って、本気で落ち込みましたね。完全に挫折モード突入です。
でも、どうしても諦めきれなくて。しばらくしてから、「もっと初心者向けで、図とか多いやつないかな…?」って、別の本を探してみたんです。そしたら、イラストたっぷりで、めちゃくちゃ分かりやすく解説してくれる本に出会えて!✨
「え、あの難解だった話って、こういうことだったの!?」 「なんだ、全然難しくないじゃん!」
って、目からウロコがポロポロ落ちました。あの時の「わかる!」って感覚、今でも忘れられません。
結局、何が言いたいかというと、最初につまずいたからといって、それがあなたの才能の限界じゃないってこと! 教材との相性だったり、学ぶ順番だったり、ちょっとしたボタンの掛け違いなだけかもしれないんです。
だから、もし今あなたが「難しい…」って感じていても、どうか諦めないでくださいね。このブログが、あなたにとっての「わかりやすい本」のような存在になれたら嬉しいです😊
第2章:音楽理論・独学の羅針盤!「何から始める?」を完全解決マップ
第1章では、音楽理論で挫折しやすいポイントと、それを乗り越えるためのマインドセットについてお話ししました。
「なるほど、心構えはわかった!」 「でも、結局、具体的に何から始めるのが正解なのよ!?🤔」
って思ってますよね? お待たせしました!この章では、初心者さんが独学で音楽理論を学ぶための、具体的な「最初のステップ」をロードマップ形式でご紹介します!
難しく考えなくて大丈夫。一つ一つ、ゆっくり進んでいきましょう!
ステップ1:音楽の土台を知ろう!リズム・メロディ・ハーモニーって?
まず最初に知っておきたいのが、音楽を形作っている3つの基本的な要素、「三大要素」です。小学校の音楽の授業で聞いたことあるかも?👂
- リズム (Rhythm) 🥁 これは、音楽の「時間的な流れ」や「ノリ」のこと。手拍子👏で感じるような、規則的な拍や、音の長さの組み合わせが生み出すものです。「タン・タン・タタタン♪」みたいな、アレですね!音楽理論というとメロディやコードに目が行きがちですが、リズムは音楽の骨格とも言える超重要な要素なんです。
- メロディ (Melody) 🎤 いわゆる「旋律」のこと。歌の主役部分や、楽器のソロなどで耳にする、音の高さが連なった「歌える」部分です。鼻歌で「フンフンフ~ン♪」って歌うアレは、まさにメロディ!心に残るメロディは、音楽の顔とも言えますね。
- ハーモニー (Harmony) 🎹 これは、異なる高さの音が同時に鳴ったときの「響き」のこと。ギターのコードじゃら~ん✨とか、合唱のハモリとか、伴奏で感じる音の重なりがハーモニーです。メロディを彩り、音楽に深みや感情を与える役割を持っています。
「ふむふむ、リズムとメロディとハーモニーね…。」
今はこれくらいでOK!「音楽って、この3つの要素でできてるんだな~」って、ざっくり頭の片隅に置いておくだけで十分です。これが後々、いろんな理論を理解する上での土台になってきますよ。
ステップ2:楽譜アレルギー克服!音符と休符のキホンだけサクッと理解
「うっ…楽譜…!見ただけで拒否反応が…!😭」
わかります。あのオタマジャクシみたいなやつ、苦手意識を持っている初心者さん、多いですよね。
でも、ご安心を!音楽理論を学ぶ上で、最初から完璧に楽譜を読める必要は全くありません! 大事なのは、音楽の「何を」「どのように」記録しているのか、その仕組みの基本をちょこっとだけ知っておくことです。
ここで注目したいのは、ズバリ 「音の長さ」!
- 音符 (おんぷ):音を出す長さを表す記号
- 休符 (きゅうふ):音を出さない(お休みする)長さを表す記号
いろんな形の音符や休符がありますが、まずは基本となるいくつかを見てみましょう。(本当は図で見せたいところですが…!想像力をフル活用してください!✨)
- 全音符/全休符: 基準となる一番長い長さ。(白い丸みたいな音符)
- 2分音符/2分休符: 全音符の半分の長さ。(白い丸に棒がついた音符)
- 4分音符/4分休符: 2分音符の半分の長さ(=全音符の1/4)。これがリズムの基本になることが多い!(黒い丸に棒がついた音符)
- 8分音符/8分休符: 4分音符の半分の長さ。(黒い丸に棒と旗がついた音符)
ポイントは、長さがどんどん半分になっていく関係性!
<center>全音符 (4拍分) = 2分音符 (2拍分) × 2</center> <center>2分音符 (2拍分) = 4分音符 (1拍分) × 2</center> <center>4分音符 (1拍分) = 8分音符 (半拍分) × 2</center> (※4分の4拍子の場合の目安です)
これだけ!まずは「音符や休符で音の長さを表してるんだな」「4分音符が基本っぽいな」くらいがわかれば、もうあなたは楽譜アレルギー克服の第一歩を踏み出しています!👍
(ちなみに、楽譜には音の「高さ」も線の上の位置とかで表されてるんですが、それはまた追々…焦らずいきましょう!)
ステップ3:「音の距離感」をつかむ!音程(インターバル)体感トレーニング
さて、次は音の「高さ」に関係するお話。「音程(インターバル)」です。 これは簡単に言うと、**2つの音の高さの「距離」**のこと。
「ド」と「ミ」の距離感、「ド」と「ソ」の距離感…この距離感が違うと、響き方も変わってきます。この「距離感」を理解することが、コード(和音)やメロディ作りを理解する上でめちゃくちゃ重要なんです!
専門用語では「長3度」「完全5度」みたいに呼ぶんですが…
はい、ストーップ!✋ 今すぐ覚える必要はありません!
大事なのは、**耳でその「響きの違い」を感じること!**🎧
【体感トレーニング・アイデア】
- 鍵盤アプリや楽器で:
- 「ド」の音を基準にして、「ド」と「レ」を同時に鳴らしてみる。
- 次に「ド」と「ミ」を同時に鳴らしてみる。
- さらに「ド」と「ソ」を同時に鳴らしてみる。 響き方が違うのがわかりますか?「ド」と「ソ」は、なんだかスッキリして安定感があるような…?「ド」と「レ」はちょっとぶつかるような…?
- 知ってる曲で探してみる:
- 「キラキラ星」の最初の「キーラー♪」って、どんな音の距離感かな? (これ、実は「ド」と「ソ」の関係 = 完全5度なんです)
- 結婚式の定番曲「結婚行進曲」の最初の「パーパーパーン♪」の「パー」と「パン」は? (これも完全5度!)
- 救急車の「ピーポーピーポー🚑」は? (これは「シ」と「ソ」の関係 = 短3度)
こんな風に、身の回りの音や好きな曲の中で「この音とこの音、どんな距離感かな?」って意識してみるのが、独学でもできる最高の音程トレーニング!まずは「響きの違い」を体で感じてみてください。
ステップ4:全ての基本!「ドレミファソラシド」の秘密(メジャースケール入門)
さあ、音楽理論の核心に近づいてきましたよ!みんな大好き(?)「ドレミファソラシド」!🎶 これは「スケール(音階)」と呼ばれるものの一つで、特に「メジャースケール(長音階)」と呼ばれます。
なんでこれが大事かって? 実は、J-POPからクラシック、ロック、アニメソングまで、世の中の多くの曲が、このメジャースケールを元にして作られているからなんです!✨
「え、ただのドレミでしょ?」って思うなかれ。この並びには、美しい響きを生み出す「秘密の法則」が隠されているんです…!
その秘密とは、「全音」と「半音」の並び方!
- 全音 (ぜんおん):鍵盤で言うと、間に黒鍵が1つ挟まる2つの白鍵の距離。(例:ドとレの間)
- 半音 (はんおん):鍵盤で言うと、隣り合っている鍵盤の距離。(例:ミとファの間、シとドの間)
メジャースケールは、必ずこの順番で並んでいます。
「全・全・半・全・全・全・半」
(ド)全(レ)全(ミ)半(ファ)全(ソ)全(ラ)全(シ)半(ド)
この「全全半、全全全半」という並び方が、あの明るくてハッピーな「ドレミファソラシド♪」の響きを生み出している魔法の呪文なんです!🧙♂️
まずは「ドレミファソラシド=メジャースケールっていう大事なやつなんだな」「全全半…っていう並び方がミソなんだな」ってことだけ覚えておけばOK!これがわかると、後々コードの仕組みを理解したり、他のスケールを学んだりするのがグッと楽になりますよ。
ステップ5:これだけは押さえたい!頻出・音楽用語ミニ辞典【初心者向け】
ここまででも、いくつかカタカナ用語が出てきましたね。 最後に、この章で触れた内容や、これから音楽理論を学んでいく上で「これ、よく見るな…」となりがちな基本用語を、超ざっくり解説しておきます。
完璧に覚える必要は全くナシ!🙅♀️ 「あ、なんか聞いたことあるかも?」くらいでOKです。
- 度 (ど):音程(音の距離)を表す単位。「ド」から数えて「ミ」は3番目の音なので「3度」。「ソ」は5番目なので「5度」。
- 音階 (おんかい) / スケール: あるルールに従って並べられた音の階段のこと。メジャースケール(長音階)やマイナースケール(短音階)などがある。
- 調 (ちょう) / キー: 曲全体の「高さ」や「明るさ/暗さ」を決める中心となる音やスケールのこと。「ハ長調(Cメジャーキー)」とか「イ短調(Aマイナーキー)」とか。
- 拍子 (ひょうし):リズムの基本的な単位。楽譜の最初に分数みたいに書いてあるやつ(例:4/4拍子、3/4拍子)。「1小節に4分音符が何個入るか」などを決める。
- コード (Chord):和音のこと。高さの違う複数の音が同時に鳴った響き。(例:Cメジャーコード、Gセブンスコードなど)
- ルート (Root):コードの基礎となる一番下の音のこと。「根音(こんおん)」とも言う。Cメジャーコードなら「ド」の音がルート。
「なんか難しい言葉がいっぱい…!😱」
って思いました? 大丈夫、大丈夫! 今は「ふーん、そんな言葉があるんだな」くらいで全然OKですからね! これから具体的にコードや作曲の話に進む中で、自然と「ああ、あれのことか!」って繋がっていきますから、焦らずいきましょう!
第3章:【独学の相棒探し】もう迷わない!あなたにピッタリの教材発見術 (本・アプリ・Web)
第2章では、音楽理論の独学で「何から始めるか」という具体的なステップを見てきましたね。リズム、メロディ、ハーモニーの三大要素、楽譜のキホン、音程、そしてメジャースケール…。少しずつ、音楽理論の世界が見えてきたのではないでしょうか?✨
さて、次なるステップは、「何を使って学ぶか?」 です。 そう、あなたの独学ライフを支えてくれる、頼れる「相棒」=教材を見つけること!
でも…いざ探そうとすると、
「音楽理論の本って、種類ありすぎじゃない!?😱」 「アプリとかWebサイトも色々あるけど、どれがいいの…?」 「初心者向けのおすすめって言われても、結局迷っちゃう…」
なんて、情報の多さに溺れそうになりませんか? まるで大海原で、どの船に乗れば目的地(=理論の理解)にたどり着けるのか分からない状態ですよね🌊🚢
大丈夫!この章では、あなたが教材選びという大海原で迷子にならないための「3つの鉄則」と、本・アプリ・Webサイト・YouTubeといった具体的な選択肢、そしてそれぞれの賢い活用法をご紹介します!
あなたにピッタリの相棒を見つけて、音楽理論の学びをグッと楽しく、効率的にしちゃいましょう!
情報の大海原で溺れない!教材選びの3つの鉄則
星の数ほどある音楽理論の教材の中から、自分に合ったものを見つけ出すのは至難の業…。でも、この3つの鉄則を押さえておけば、失敗する確率をぐーんと減らせますよ!✅
鉄則1:目的を明確にする「なぜ学びたい?」🧭
まず一番大事なのが、「自分は何のために音楽理論を学びたいのか?」 をハッキリさせること。
- カッコいい曲を作曲できるようになりたい!
- 好きな曲のコード進行を分析して、演奏に活かしたい!
- アドリブが自由にできるようになりたい!
- もっと深く音楽を理解して、聴くのを豊かにしたい!
目的によって、重点的に学ぶべき内容や、教材に求めるレベルが変わってきます。 例えば、「作曲したい人」ならコード進行やアレンジに強い教材、「演奏に活かしたい人」なら実践的なフレーズ例が多い教材、といった具合です。
「なんとなく…」で選ぶのではなく、「自分のゴールはここ!」 というのがある程度見えていると、教材選びの軸が定まりますよ。
鉄則2:今の自分に合ったレベルを選ぶ「背伸びは禁物!」🧗♀️
第1章の私のトホホな失敗談(分厚い専門書に秒で撃沈した話…覚えてます?😅)にもありましたが、最初から難しい教材に手を出すのは、挫折への最短ルートです!
「初心者向け」「入門編」と書かれているものを選ぶのは、決して恥ずかしいことじゃありません。むしろ、独学を成功させるための賢い選択なんです!✨
難しい内容にいきなり挑戦して「やっぱり自分には無理だ…」となるより、簡単なことから始めて「できた!」「わかった!」という成功体験を積み重ねる方が、モチベーションも維持しやすいですからね。
「今の自分にとって、ちょっと頑張れば理解できそう」 なレベル感。これがベストです!
鉄則3:中身をチラ見(試読・試用)する「相性チェック!」🤝
料理だって、試食してみないと本当に美味しいかわからないですよね? 教材選びも同じ!
- 本なら…
- 書店で立ち読みしてみる(可能なら)
- 通販サイトの試し読み機能を活用する
- 図書館で借りてみて、じっくり読んでみる
- アプリなら…
- 無料版や体験版を試してみる
- ユーザーレビューをチェックする
- Webサイト/YouTubeなら…
- いくつか記事や動画を見て、解説の分かりやすさや雰囲気を確認する
「解説の言葉遣いは自分に合ってるか?」「デザインは見やすいか?」「読んでいて(見ていて)楽しいか?」など、あなた自身が「これなら続けられそう!」と感じるかどうか、その「相性」を確かめるのがめちゃくちゃ大事!
どんなに評判の良い教材でも、あなたに合わなければ意味がないですからね。
【タイプ別診断】あなたに合うのはどの本?おすすめ音楽理論書レビュー📚
さあ、鉄則を踏まえた上で、定番の学習ツールである「本」について見ていきましょう!ここでは、学習スタイル別におすすめのタイプをご紹介しますね。(※あくまでタイプ分けの例として参考にしてくださいね!)
タイプ1:じっくり基礎固め派のあなたへ【定番・網羅系】
「どうせ学ぶなら、基礎からしっかり体系的に理解したい!」 「時間はかかってもいいから、本質的な部分を押さえたい」
そんなあなたには、昔から評価の定まっている、網羅的で解説が丁寧な定番書がおすすめ。少しページ数は多いかもしれませんが、音楽理論の全体像を掴むには最適です。まさに「理論書の王道」といった感じ。大学の教科書として使われているようなものが、結果的に近道になることもあります。
選び方のポイント: 長く読まれ続けている実績、構成の論理性、索引の充実度など。
タイプ2:文字より絵や図で理解したい派のあなたへ【ビジュアル系】
「活字ばっかりだと、すぐ眠くなっちゃう…😪」 「図解とかイラストが多い方が、頭に入ってきやすいんだよね」
そんなあなたには、図やイラスト、譜例をふんだんに使って、視覚的に理解を助けてくれるタイプの本がピッタリ! 難しい概念も、カラフルな図解やかわいいキャラクターが分かりやすく説明してくれたりします。初心者向けに書かれていることが多いのも嬉しいポイント。
選び方のポイント: 図解の分かりやすさ、デザインの親しみやすさ、専門用語の解説が丁寧か。
タイプ3:すぐに実践で使いたい派のあなたへ【実践・作曲特化系】
「理論は分かったから、早く作曲やアレンジに活かしたい!」 「コード進行のカッコいいパターンとか、具体的なテクニックが知りたい!」
そんなあなたには、コード理論や作曲・編曲テクニックに特化した、より実践的な内容の本が良いでしょう。 理論の説明はそこそこに、すぐに使えるコード進行のレシピ集や、ジャンル別の作曲アプローチなどを解説しているものが多いです。
選び方のポイント: 自分の作りたい音楽ジャンルに合っているか、具体的な楽曲例や音源が付いているか(CD/ダウンロード)。
スキマ時間も無駄にしない!厳選・音楽理論アプリ&Webサイト活用法📱💻
本での学習と並行して、あるいは本が苦手な人にとって、アプリやWebサイトは強力な味方になってくれます!
おすすめアプリ活用法
- 用語クイズアプリ: 通勤・通学中などのスキマ時間に、ゲーム感覚で専門用語を復習!
- 音感トレーニングアプリ: 音程やコードの聞き取り(イヤートレーニング)を鍛える!これは独学だと特に意識しないと鍛えにくい部分なので、アプリは便利!
- 楽譜作成アプリ: 簡単なメロディやコード進行を打ち込んで、実際に音で確認!
無料でも高機能なアプリがたくさんあるので、いくつか試してみて、使いやすいものを見つけてみてくださいね。
おすすめWebサイト活用法
- 無料の音楽理論講座サイト: 体系的にまとめられた記事を順番に読んでいけば、本のように学習を進められます。図解や音声サンプルが豊富なサイトも!
- 音楽系ブログ/メディア: 特定のトピック(例えば「〇〇スケールの使い方」とか「△△進行の分析」とか)について、プロの視点や個人の深い考察が読めることも。
- Q&Aサイト/フォーラム: 独学で困ったときの駆け込み寺!分からないことを質問したり、他の人の疑問と回答を読んだりできます。
ただし、Webサイトは情報の質にバラつきがあるので、信頼できる発信元か(著者は誰か、参考文献はあるかなど)を少し意識すると良いでしょう。
無料でここまで学べる!?YouTube音楽理論チャンネルの賢い使い方🎬
今やYouTubeにも、音楽理論を学べる素晴らしいチャンネルがたくさんありますよね!
YouTube学習のメリット:
- 視覚&聴覚で理解: 実際に音を聴きながら、演奏デモを見ながら学べるのは最強!
- 解説が面白い: エンタメ要素を取り入れて、楽しく解説してくれるチャンネルも多い!
- 有名曲の分析: 好きな曲がどういう理論で作られているのか、具体的な分析動画はモチベーションUPに繋がる!
- 無料!: なんといっても無料!(笑)
おすすめチャンネルのタイプ:
- 教育系チャンネル: 大学講師やプロのミュージシャンが、基礎から丁寧に解説してくれるタイプ。
- 演奏系チャンネル: ギタリストやピアニストが、理論を演奏にどう活かすか実践的に見せてくれるタイプ。
- DTM・作曲系チャンネル: 作曲ソフト(DAW)の画面を見せながら、コード進行やアレンジのテクニックを解説してくれるタイプ。
注意点: 情報が断片的になりがちなので、体系的に学ぶには本などとの併用がおすすめ。また、ついつい面白い動画を見続けて、本来の学習目的から脱線しないように注意!(笑)
【注意】情報コレクターにならない!教材は「コレ!」と決めて集中が吉⚠️
ここまで色々な教材を紹介してきましたが、最後に一つだけ、とっても大事な注意点を。
それは、「教材を集めること」が目的にならないようにすること!
「あの本も良さそう…」「このアプリも便利かも…」「あのYouTubeチャンネルも気になる…」
って、ついつい色んなものに手を出したくなる気持ち、よーーーく分かります!(私も経験者です💦)
でも、たくさんの教材を中途半端にかじる「情報コレクター」「ノウハウコレクター」になってしまうと、結局どれも身につかない…なんてことに。悲しいですよね😭
「これだ!」と決めた教材(まずは1冊、1つのサイトなど)を、信じて、まずは一通りやり遂げてみる。
これが、独学を成功させるための、実は一番の近道だったりします。 もちろん、どうしても合わなかったら乗り換えるのはアリですが、まずは「浮気せず」(笑)、じっくり一つの教材と向き合ってみてくださいね。
第4章:知識を「使える武器」に!コードとスケール実践トレーニング
さあ、皆さん!第3章までで音楽理論を学ぶための「地図(知識)」と「羅針盤(教材)」を手に入れましたね!🧭📚 でも、宝の地図も、眺めているだけでは宝箱は開けられません!
この第4章では、いよいよその地図と羅針盤を使って、実際に「宝探し=音楽を創り出す・深く理解する」ための実践トレーニングを始めます!
特に音楽理論の二大巨頭とも言える「コード」と「スケール」。こいつらをただの知識じゃなく、あなたの音楽を豊かにする「使える武器」へと進化させちゃいましょう!✨
音楽の彩り!コード(和音)の仕組みを世界一やさしく解説🎨
音楽を聴いていて「うわー、なんかイイ響きだな…」「切ない感じがする…」って感じる時、その雰囲気作りの立役者になっていることが多いのが「コード(和音)」です。
コードっていうのは、簡単に言うと**「高さの違う音が、ジャーン!と同時に鳴ったときの響き」**のこと。
「え、なんか難しそう…」って思いました? 大丈夫!基本の仕組みは意外とシンプルなんですよ。
まずは基本の三和音(トライアド)から
一番基本となるコードは、3つの音で作られる「三和音(トライアド)」と呼ばれるものです。作り方はとっても簡単!
「ルート(根音)の音の上に、3度上の音と、5度上の音を重ねる!」
…はい、出ました「度」! 第2章でやりましたね、音の距離のことです!覚えてますか?😉
例えば、「ド」の音をルート(一番下の音)にしてみましょう。
- ルート: ド
- 3度上の音: ドから数えて3番目の音 → ミ (ド①→レ②→ミ③)
- 5度上の音: ドから数えて5番目の音 → ソ (ド①→レ②→ミ③→ファ④→ソ⑤)
この3つの音「ド・ミ・ソ」を同時にジャラーン♪と鳴らしたものが、基本のコード「Cメジャーコード」になります。(ド=C なので Cコードとも言います)
<center>(イメージ:鍵盤の「ド」「ミ」「ソ」を同時に押さえる感じ🎹)</center>
ね、意外と単純でしょ? この「ルート+3度+5度」が、コード作りの基本のキなんです!
響きが変わる?メジャーコードとマイナーコード
さて、ここで面白いのが、同じ「ド」をルートにしたコードでも、ちょっと音を変えるだけで響きのキャラクターがガラッと変わること!
その鍵を握るのが、真ん中の**「3度の音」**なんです。
- メジャーコード (明るい響き):ルートに対して「長3度」の音を使う。
- 例:Cメジャーコード = ド・ミ・ソ (ミはドから見て長3度)→ 明るい!元気!な感じ☀️
- マイナーコード (暗い響き):ルートに対して「短3度」の音を使う。
- 例:Cマイナーコード = ド・ミ♭・ソ (ミ♭はドから見て短3度)→ 暗い…切ない…悲しい感じ🌙
(「長3度?短3度?」ってなったら、第2章の音程のところをチラッと復習!簡単に言うと、半音1個分の違いです)
たった半音違うだけで、こんなに印象が変わるなんて、面白いですよね! コードには他にも色々な種類がありますが、まずはこの**「メジャートライアド」と「マイナートライアド」**の2つを、「ルート+3度+5度」の組み合わせなんだな、そして3度の音で響きが変わるんだな、と覚えておけばOK!
ぜひ、お手持ちの楽器やアプリで、メジャーコードとマイナーコードの響きの違いを実際に聴き比べてみてください!耳で覚えるのが一番です👂
作曲・アレンジの近道!「ダイアトニックコード」って何者?🧙♂️
さあ、コードの基本がわかったところで、次にご紹介するのが**「ダイアトニックコード」! 名前はちょっと難しそうですが、こいつがめちゃくちゃ便利で、作曲やアレンジ**、耳コピをしたい人にとっては、まさに「魔法のコードセット」なんです!✨
ダイアトニックコードとは、ある特定のスケール(音階)の音だけを使って作られたコードたちのグループのこと。
第2章でやった「メジャースケール(ドレミファソラシド)」を思い出してください。 例えば、ハ長調(Cメジャーキー)のメジャースケールは「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」ですよね。
この7つの音、それぞれをルートにして、さっきやった「三和音(トライアド)」を作ってみます。ただし、使う音は必ず「ドレミファソラシド」の中の音だけ!
すると、こんな7つのコードが出来上がります。
- ド をルート → ド・ミ・ソ → C (メジャー)
- レ をルート → レ・ファ・ラ → Dm (マイナー)
- ミ をルート → ミ・ソ・シ → Em (マイナー)
- ファ をルート → ファ・ラ・ド → F (メジャー)
- ソ をルート → ソ・シ・レ → G (メジャー)
- ラ をルート → ラ・ド・ミ → Am (マイナー)
- シ をルート → シ・レ・ファ → Bm(♭5) (マイナー・フラットファイブ) ※ちょっと特殊
この7つのコードセット(C, Dm, Em, F, G, Am, Bm(♭5))が、ハ長調(Cメジャーキー)のダイアトニックコードです!
何がすごいって、このグループ内のコードは、基本的にどう組み合わせても、ある程度自然に、心地よく響き合ってくれるんです!
つまり!
- 作曲したい人: このコードたちを並べるだけで、それっぽいコード進行が簡単に作れちゃう!
- 耳コピしたい人: 曲で使われているコードが、このダイアトニックコードの中のどれかである可能性が高い!とアタリをつけられる!
- アレンジしたい人: メロディに対して、どのコードが合うかのヒントになる!
ね、魔法みたいでしょ?🧙♀️ 今は難しい理屈は置いといて、**「スケールから自動的に作られる、相性の良いコードセットがあるんだな!」**ってことだけ知っておけば、あなたの音楽活動の大きな武器になりますよ!
【実践】まずは弾いて(or 打ち込んで)みよう!簡単コード進行レシピ🎵
理屈がわかったら、次は実際に音を出してみましょう!これが一番大事!
「楽器なんて持ってないよ…」という方も大丈夫! スマホの無料ピアノアプリや、パソコンのDTMソフト(作曲ソフト)の無料体験版などでも簡単に試せますよ。
ここでは、初心者さんでも試しやすい、超定番のコード進行レシピをいくつかご紹介します。さっき出てきたハ長調のダイアトニックコード (C, Dm, Em, F, G, Am) を使ってみましょう!
レシピ1:王道の安心感!「C → G → Am → F」 <center>(シー → ジー → エーマイナー → エフ)</center> J-POPとかで本当によく使われる進行。明るくて、ちょっと切ない感じもする、まさに王道!順番にジャーン、ジャーンと鳴らしてみましょう。
レシピ2:切なさ倍増!「Am → F → C → G」 <center>(エーマイナー → エフ → シー → ジー)</center> これも超定番!マイナーコードから始まることで、より切ない、エモい雰囲気が漂います。多くのヒット曲で使われていますよ。
レシピ3:ちょっとおしゃれ?「F → G → Em → Am」 <center>(エフ → ジー → イーマイナー → エーマイナー)</center> 少しだけ変化球。でも、やっぱりダイアトニックコード同士なので、ちゃんと心地よく響きますよね?
ポイント:
- ゆっくりでいいので、一つ一つのコードの響きをよく聴く。
- コードが変わると、どんな風に雰囲気が変わるかを感じる。
- 慣れてきたら、これらのコードを好きな順番に並べ替えて、自分だけの進行を作ってみる!(実験、実験!)
頭で理解するだけでなく、実際にコードの響きを「体感」することが、音楽理論を「使える」ようにするための最短ルートです!
スケール練習は「指の筋トレ」にあらず!「耳」で楽しむ練習アイデア👂
コードと並んで重要なのが「スケール(音階)」の練習。 でも、「スケール練習って、ただドレミファソラシド~って指を動かすだけで、退屈…😴」って思ってませんか?
もしそうなら、それは練習の目的をちょっと勘違いしているかも! スケール練習は、単なる指の訓練(もちろんそれも大事ですが!)だけじゃなく、音感を養い、メロディの感覚を掴み、最終的にはアドリブや作曲に繋げるための、超重要なトレーニングなんです!
ここでは、「耳」と「心」でスケールを楽しむための練習アイデアをいくつかご紹介します。
- 歌いながら弾く/打ち込む: スケールの音を「ドレミファソラシド~♪」と声に出して歌いながら、楽器で弾いたり、DAWに打ち込んだりしてみましょう。音の高さと名前(ドレミ)が一致すると、音感がぐんぐん鍛えられます!
- スケールで即興メロディ作り: 例えば、「ドレミファソ」の5つの音だけを使って、自由に簡単なメロディを作ってみましょう。鼻歌感覚でOK!「この音の次はこっちの音に行くと気持ちいいな」みたいな発見があるはず。
- コードの上でスケールを鳴らす: さっき練習したコード進行(例:C→G→Am→F)をループ再生しながら、そのキーのスケール(ハ長調ならドレミファソラシド)の音を、自由にポロポロと鳴らしてみましょう。これがアドリブの第一歩!どのコードの上でどの音を鳴らすと心地よく響くか、実験してみてください。
**大事なのは、「作業」としてこなすのではなく、「音遊び」として楽しむこと!**🎉 そのキーの「響きの世界を探検する」ような感覚で、スケールと向き合ってみてくださいね。
【応用ヒント】学んだ知識をアドリブや作曲に繋げる第一歩🚀
さて、コードとスケールの基本、そして実践的な練習法が見えてきました。 最後に、これらの知識をあなたの「やりたいこと」…例えば、アドリブ、作曲、耳コピなどに、どう繋げていくかのヒントをいくつか。
- 好きな曲を分析してみる: インターネットで好きな曲のコード進行を調べてみましょう。「あ、これダイアトニックコードだ!」「このコード、ちょっと違うけどどうなってるんだろう?」みたいに分析すると、理論と実際の音楽が繋がって面白いですよ!
- 鼻歌にコードをつけてみる: ふと思いついた鼻歌メロディ…そのメロディに合いそうなコードを、ダイアトニックコードの中から探して付けてみましょう!簡単な作曲の始まりです!
- コード弾きにメロディを乗せる: コード進行を弾きながら、そのキーのスケール音を使って、即興でメロディを口ずさんだり、楽器で弾いたりしてみましょう。最初は簡単なものでOK!これがアドリブの練習になります。
ここでのポイントは「完璧じゃなくていい!」ということ。 最初はぎこちなくても、理論的にちょっと変でも全然OK!まずは「やってみる」「遊んでみる」ことが、何よりも大切なんです。その試行錯誤の中から、あなただけの音楽が生まれてくるはずですよ!
第5章:ラスボスは自分自身!?「挫折しない」独学継続テクニック&マインド
ここまで本当にお疲れ様です!✨ 第1章で挫折の原因と心構えを知り、第2章で「何から始めるか」の地図を手に入れ、第3章で頼れる相棒(教材)を見つけ、第4章では知識を「使える武器」(コード&スケール実践)に変える方法を学びました。
もうあなたは、音楽理論という冒険を進むための装備も知識もバッチリなはず!👍
…と言いたいところですが、実は独学という冒険には、最後に手ごわい「ラスボス」が待ち構えていることが多いんです…。
そのラスボスの名前は… 「続けるの、めんどくさくなっちゃった自分」 !! (ドーン!) 😱
そう、どんなに良い知識や方法を知っていても、**「継続」**できなければ意味がない。そして、独学で一番難しいのが、まさにこの「モチベーションを保ち続けること」だったりするんですよね…。
でも、安心してください!この章では、その手ごわいラスボス(=自分自身の中の挫折の芽)を華麗にかわし、音楽理論の学びを楽しく継続していくための、とっておきのテクニックとマインドセットを伝授します!これであなたも継続マスター!💪
「ひとりじゃない!」独学仲間を見つけてモチベUPする方法🤝
独学って、どうしても孤独になりがちですよね。「これで合ってるのかな…」「誰かと話したいな…」なんて思うこと、絶対あります。そんな時、最高の特効薬になるのが 「仲間」 の存在!
「え、でも独学なのにどうやって…?」と思いますよね? 今は便利なツールがたくさんあるんです!
SNS活用術 (例: Twitter, Instagram)
- ハッシュタグで検索!: 「#音楽理論」「#独学」「#DTMerと繋がりたい」「#作曲初心者」などのハッシュタグで検索してみましょう!同じように頑張っている人、情報を発信している人がたくさん見つかります。
- 気軽に交流!: 気になる人を見つけたら、いいね♡やコメント、フォローなどで気軽に繋がってみましょう。「このコード進行、面白いですね!」「私もこの本で勉強してます!」なんて一言から、交流が始まるかも。
- 自分の進捗を発信!: 「今日はここまでやったぞ!」「この部分が難しい…」など、自分の学習記録を発信してみるのも◎。誰かが見てくれている、応援してくれると感じるだけで、モチベーションに繋がります。(ただし、他人と比べて落ち込まないように注意!あくまでマイペースでね😉)
オンラインコミュニティやサークル
- 音楽系オンラインサロン/Discord: 月額制のサロンや、無料で参加できるDiscordサーバーなど、共通の趣味を持つ人が集まるコミュニティを探してみましょう。初心者向けのチャンネルがあったり、気軽に質問できる雰囲気だったり、イベントが開催されたりすることも。
- 地域の音楽サークル/勉強会: もしお住まいの地域にあれば、実際に顔を合わせられるサークルや勉強会に参加するのも良い刺激になります。
一人で抱え込まずに、周りを頼ってみる、繋がってみる。それだけで、「ひとりじゃないんだ!」って思えて、独学の道がぐっと明るくなりますよ✨
完璧主義は挫折のもと?「ゆるっと計画」で長く続けるコツ🗓️😌
「よし!毎日絶対1時間、音楽理論の勉強するぞ!」 …なんてガチガチの計画、立ててませんか?
もちろん、目標を持つのは素晴らしいこと!でも、独学において完璧主義は最大の敵と言っても過言ではありません!🙅♀️
だって、毎日必ず1時間確保できるとは限らないし、疲れてやる気が出ない日だってありますよね。そこで計画通りにいかなくて、「ああ、今日もできなかった…ダメだぁ…」って自分を責めちゃうと、それが挫折のきっかけになっちゃうんです。
だから、おすすめは「ゆるっと計画」!
- 目標は低く!: 「毎日5分でもいいから理論書を開く」「週に1回、新しいコードを1つ覚える」くらい、ハードルをうんと下げてみましょう。達成感を味わうことが大事!
- できない日もOK!: 忙しかったり、気分が乗らなかったりしたら、潔く休む!「0点か100点か」じゃなく、「今日は10点でもOK!」くらいの気持ちで。
- 自分を褒める!: 少しでも進んだら、「私えらい!」「よくやった!」って、ちゃんと自分を褒めてあげてくださいね!自己肯定感が継続のエネルギーになります。
ガチガチの計画で短期間で燃え尽きるより、ゆる~くてもいいから、細く長く楽しんで続けられる方が、結果的にずっと遠くまで行けますよ。継続こそ力なり!です💪
「わからない…」は成長のサイン!疑問解決力を鍛える方法❓💡
独学していると、必ず「???」ってなる瞬間が訪れます。むしろ、それが普通!「わからないこと」が出てくるのは、あなたがちゃんと新しいことを学ぼうとしている証拠なんです。それは**「成長のサイン」**なんですよ!🌱
問題は、その「わからない」にどう向き合うか。独学では、自分で解決していく力(=疑問解決力)を鍛えることが、とっても重要になります。
【独学者のための疑問解決ステップ】
- まずはググる! (検索スキル) 「〇〇(分からない用語)とは?」「〇〇(現象) なぜ?」のように、キーワードを変えながら検索してみましょう。大概のことは、ネット上に情報があります。図解付きの解説サイトや、初心者向けのブログ記事が見つかるかも。
- 教材を再確認! (多角的視点) 今使っている本やサイトの、該当箇所や前後の部分をもう一度読んでみましょう。違う角度から見ると、「あ、こういうことか!」と理解できることも。索引や目次を上手に使うのもコツ。
- 仲間を頼る! (質問力) ステップ1、2でも解決しなければ、いよいよ仲間の出番!SNSやコミュニティで質問してみましょう。 【質問のコツ】:
- 何がわからないのか具体的に書く(例:「〇〇という本の△△の箇所の、□□という記述が理解できません」)
- 自分でどこまで調べて、どう考えたかを伝える
- 丁寧な言葉遣いを心がける
- 回答をもらったら、必ずお礼を言う!🙏
「わからない」を放置せず、粘り強く解決しようとすることで、知識が深まるだけでなく、「自分で解決できた!」という自信が、次の学習への大きなモチベーションになりますよ!
知識の便秘を防ぐ!インプット⇔アウトプットの黄金バランス🧠💩➡️🎶
音楽理論の本を読んだり、動画を見たり…知識をインプットするのは大事ですよね。でも、インプットばっかりしていると、どうなるでしょう?
そう、**「知識の便秘」**状態になっちゃうんです!😱 頭でっかちになって、知識はたくさんあるはずなのに、いざ使おうとすると何も出てこない…みたいな。しかも、インプットだけだと飽きてきちゃうし、モチベーションも下がりがち。
そこで超重要なのが、「アウトプット(実践)」!
第4章でもやりましたよね?
- コードを実際に弾いてみる、打ち込んでみる
- スケールを使ってメロディを作ってみる
- 簡単なコード進行を作ってみる
- 学んだことを誰かに説明してみる(←これも立派なアウトプット!)
- 好きな曲を分析して、気づいたことをメモする
インプット(学ぶ)したら、すぐに関連するアウトプット(試す・使う)をしてみる。
この**「インプット⇔アウトプット」のサイクルを回すことが、知識を本当に自分のものにして、学習を楽しく継続するための「黄金バランス」**なんです!🏆
便秘気味かも…と感じたら、ぜひ意識的にアウトプットの機会を作ってみてくださいね!出すとスッキリしますよ!(笑)
【最終奥義】音楽理論の勉強を「遊び」に変えちゃう発想法🎉🎮
さあ、ついにラスボスを倒すための最終奥義です!✨ それは…
「音楽理論の勉強を、"やらなきゃいけないこと" から "楽しい遊び" に変えちゃう!」
という発想の転換!
だって、元々は音楽が好きで始めたはずですよね? 理論を知ることで、もっと音楽を楽しみたいと思ったんですよね? なら、学ぶ過程だって、楽しまなきゃ損!🥳
【勉強を「遊び」に変えるアイデア例】
- 謎解きゲーム化: 好きな曲を聴いて、「このカッコいい響き、どんな理論が使われてるんだろう?」って探偵みたいに分析してみる🕵️♀️
- おふざけ作曲: 学んだコード進行やスケールを使って、あえて変な歌詞をつけて歌ってみたり、絶対売れないような(笑)実験的な曲を作ってみたりする🤪
- 理論クイズ大会: 友達やSNSの仲間と、音楽理論に関するクイズを出し合ってみる🏆
- 音の実験室: DAWソフト(作曲ソフト)で、いろんな音色を使ってコードを鳴らしてみたり、エフェクトをかけて響きの変化を楽しんだりする🧪
「勉強しなきゃ…」って思うと気が重くなるけど、「ちょっと遊んでみようかな?」って思えたら、自然と机に向かえる(あるいは楽器やPCに向かえる)ようになりますよね。
**「楽しむ」こと。これこそが、どんなテクニックよりも強力な、継続のためのエネルギー源なんです!**❤️🔥
まとめ:音楽理論は、もっと自由になるための翼!🕊️
いやー!長かったですね!💦 ここまで、約1万文字(たぶん!)を超える長い長い冒険に最後までお付き合いいただき、本当に、本当にありがとうございます!!😭🙏
音楽理論…この記事を読む前のあなたは、どんなイメージを持っていましたか? 「難しそう」「自分には無理かも」「何からやればいいの?」…そんな不安でいっぱいだったかもしれません。
でも、この冒険を通して、少しでも「あれ?意外といけるかも?」「ちょっと面白そうじゃん!」「これなら独学でも挫折しないで続けられるかも?」って、感じていただけていたら、めちゃくちゃ嬉しいです!✨
さて、この長い旅路をぎゅぎゅっと凝縮して、大切なポイントをもう一度おさらいしておきましょう!
【音楽理論・独学の冒険で手に入れた秘伝の書】
- 挫折の壁を壊す呪文: 完璧主義はポイ!「難しい」を「面白い!」に変えるマインドセットが大事!(第1章)
- 最初のコンパス: 何から始める?まずは音楽の三大要素、楽譜のキホン、音程、そして最強のスケール「ドレミファソラシド」から!(第2章)
- 頼れる相棒の見つけ方: 本もアプリもYouTubeも!自分に合った教材選びの3つの鉄則と、情報コレクターにならない注意点!(第3章)
- 知識を武器に変える鍛錬法: コードの仕組みを知り、ダイアトニックコードで近道!スケール練習は耳で楽しむ!実践あるのみ!(第4章)
- ラスボス(自分)に勝つ秘訣: 仲間を見つけ、ゆるっと計画し、疑問解決力を磨き、アウトプットを忘れず、そして何より…楽しむこと!(第5章)
そう、音楽理論って、決してあなたを縛るための難しい「ルール」なんかじゃないんです。 むしろ、**あなたが音楽という広大な空をもっと自由に、もっと高く飛ぶための「翼」**になってくれるものだと、私は信じています。🕊️
音楽の仕組みがわかると、好きな曲の「なるほど!」が増えて、聴くのがもっと楽しくなる。 コードやスケールがわかると、自分の感情を音に乗せて表現する手段が増える。 耳コピやアレンジ、作曲だって、夢じゃなくなるかもしれない!
私自身、音楽理論でつまずきまくった人間です(笑)。専門書に撃沈し、独学の孤独に心が折れかけ、何度も「もうやめちゃおうかな…」と思いました。 でも、諦めずに続けて、少しずつ「わかる!」が増えていくうちに、見える景色、聴こえる音が、本当に変わっていったんです。音楽が、もっともっと愛おしく、面白いものになりました。
だから、あなたにも、その「わかる!」「できる!」喜びを、ぜひ味わってみてほしいんです😊
さあ、次はあなたの番です!
この記事を読んで「ふむふむ」で終わらせるのはもったいない! ぜひ、今日から何か一つでもいいので、小さなアクションを起こしてみてください。
- お気に入りの曲のキーとコード進行をググってみる?
- 無料のピアノアプリで、CコードとAmコードを交互に鳴らしてみる?
- Twitterで「#音楽理論初心者」と呟いて、仲間を探してみる?
- 5分だけ、ドレミファソラシドを歌いながら弾いて(打ち込んで)みる?
どんなに小さな一歩でも、それがあなたの音楽の世界を広げる、大きな大きな冒険の始まりになるはずです。
焦らず、比べず、あなたのペースで。 そして何より、音楽を「楽しむ」 という一番大切な気持ちを忘れずに、音楽理論という翼を手に入れて、あなたの音楽ライフをさらに豊かに羽ばたかせていってくださいね!
お礼の言葉
改めまして、この長くて、ちょっと(いや、かなり?)暑苦しいかもしれない記事を、最後までお読みいただき、本当に、本当にありがとうございました!
貴重なお時間を割いて、私の拙い文章にお付き合いいただけたこと、心から感謝しています。
この記事が、音楽理論の学び方に悩む初心者さんや、独学で頑張るあなたの、ほんの少しでもお役に立てたなら、こんなに嬉しいことはありません。
あなたの音楽ライフが、音楽理論を学ぶことを通して、さらにキラキラと輝き、もっともっと楽しいものになることを、心の底から応援しています!🏳️🌈✨
またどこかでお会いできるのを楽しみにしていますね! 本当にありがとうございました!😊